中学国語読解・文法(学研プラス)―現代文の読解と文法の初歩

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タイトル中学国語読解
中学国語文法
出版社学研プラス
出版年2018/3/20
2018/11/13
著者学研プラス
目的中学国語読解・文法
対象国語力に大きな不安がある人
分量88ページ
108ページ
評価
AI文章の要約チェックや疑問点の解消
レベル日常学習教科書基礎教科書標準入試基礎入試標準入試発展
※全統模試目安 [教科書基礎=40~45][教科書標準=45~50][入試基礎=50~55][入試標準=55~65][入試発展=65~70]
※入試基礎=日東駒専、地方国公立 入試標準=MARCH、関関同立、準難関国公立(地方医含む) 入試発展=旧帝大上位、早慶、医学部
加筆修正の履歴

2026/02/01 中学国語読解と文法の2冊を紹介するページに変更しました。それに伴い、全体を大幅に加筆修正しました。

国語力を初歩からチェック

 本書は2018年に学研プラスから出版された中学国語の読解と文法の参考書です。どちらも難易度はかなり易しく、読解は初歩、文法は基本的な知識が易しく網羅されているため、国語力の根本的なチェックとして利用できます。まずは簡単な文章から読解力をチェックし、間違ってしまった原因を徹底的に考えます。勉強が苦手な人は“なんとなく”読んで理解した気分になっている可能性があります。解答には必ず根拠を提示すること

 高校以降は論理構造が多少複雑になることはあれど、基本的に漢字と語彙、硬質なテーマによる用語が増えるだけで読解の本質は変わりません。「正確に理解する」という感覚を手に入れたあとは他の科目の成績も一気に伸びます。言い換えれば、現代文の読解に比べて、私たちの日常会話はとてもいい加減なのです。特に友人との会話などはなんとなく理解して、応答してもコミュニケーションの問題を指摘されることはありません。こういったことが一因となって文章を正確に理解することへの意識が低くなり、それがそのまま曖昧な理解を押し通す隙となって成績が伸びません。

 理解とは何か。そんな哲学的な問いを立てる必要まではありませんが、文章中の根拠から自信を持って解答して正答することを繰り返せれば、一定の理解力があることは示せます。大学入試を想定すると十分。本書では中学国語文法を土台に、絶対に読解に欠かせない基本的な知識を総復習できます。

国語に苦手意識がある人は本書2冊から始めてほしいと思います。

本書の構成と解説の一例

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中学国語読解説明文―30題
物語文―20題
随筆分―10題
まとめテスト―6題
中学国語文法【言葉の単位】
文節とは?
間違えやすい文節の区切り
単語とは?
間違えやすい単語の区切り
【文の組み立て】
主・述の関係とは?
修飾・被修飾の関係とは?
接続の関係・独立の関係とは?
並立の関係とは?
補助の関係とは?
……etc
【単語】
自立語とは?
活用とは?
体言とは?
……etc
【自立語】
名詞の性質と働き
名詞の種類
副詞の性質と働き
状態の副詞・程度の副詞とは?
……etc
【付属語】
助詞の性質と働き
格助詞の働き
副助詞の働き
接続助詞の働き
……etc
【識別】
用言の品詞の見分け方
動詞の活用の種類の見分け方
格助詞「の」の働きの識別
……etc
まとめテスト―5題

 中学国語読解は問題数は意外と多く、まとめテストで入試問題に近い長めの文章が出題されているのも長所です。また、主として記述問題になっているのも良い。難易度としては易しいものの、満点が獲れるかというと少し悩むところもあると思います。一方、中学国語文法に関しては一通りの知識が整理されています。基本だけ押さえておけば十分です。大学入試を想定する中学復習としては「英文法のための国語文法」という位置づけにしています。英文法の中で登場する品詞をはじめとした文法事項の理解を進めるために、私たちが自然に身につけた日本語の文法を起点にします。

英文法の理解度は国語文法によって左右される認識です。特に現役中学生にとって文法は見慣れない用語ばかりで難しく感じやすいため、私たちたちの日本語のルールについて改めて確認する意識をいかに引き出せるかが重要だと思います。文法は授業担当の先生によってその後の成長率が大きく変わる印象です。

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